覗いてみよう指望遠鏡

ふめつのこころはLOVE LOVE LOVE

エイトヤクザのダイマにより1週間足らずで関ジャニ∞にPay-easyしたオタクの記録

 

私にとって関ジャニ∞は、近いところまで沼は迫っていたけどタイミングを逃し続けていた、故に茶の間のライト層として観て楽しんでいたという距離感のグループだった。

もちろん関ジャニ∞という箱自体もメンバーも皆好感を持っていたし、シングル曲はどれも良いしアルバムPUZZLEも昔よく聴いてたし、関ジャムやクロニクルもよく観ててライブも機会があれば行ってみたいなと思ってた。けれど、活動歴の長さ故どこから入れば良いのかわからなかったのか、ぼんやりと好きってレベルだった。今思うと沼落ちの決定打をずっと逃していたのかもしれない。

 

そんなある日、Sexy Zoneが縁で仲良くなったフォロワーのOさん(仮名)がGR8ESTツアー東京ドーム公演で村上信五さんに文字通り "恋" をした。

その恋に落ちた日から加速していったOさんの恋は所謂リア恋枠として村上信五さんが好きというそれではなく、私の目から見ても間違いなく概念としての恋そのものだった。「ガチ恋したオタクのツイートにはキレがある」という持論が個人的にあるのだが、Oさんのツイートも例にもれず冴え渡っていた。"本気なんだ 生半可な恋じゃない"*1とはまさにこのことだと思った。

 

9月中旬、Oさんと同じくセクゾ繋がりのフォロワーのNさん(仮名)と3人でKAT-TUN CASTツアー横アリ公演後の飲み会で、私はOさんに初めてのエイトコンどうでしたかと聞き出してみた。Oさんが話すエイトコンや村上信五さんの話は友達の恋バナを聞いてるかの如く盛り上がった。

元々エイトに興味はあったこともあるけれど、親しい人が凄まじい勢いと熱量でハマっていく沼はやはり楽しそうでこちらも気になってしまうもので、今度鑑賞会やる時にエイトコンの円盤何か見せてくださいよ〜とお願いをしてみた。

 

そして迎えた、Oさん主催のイイ男鑑賞会当日。

 

この日の大まかな流れはプロローグとしてJUKE BOX特典映像のユニット決めフィーリングカップル〜JUKE BOXツアー〜8UPPERS FEATURE MUSIC FILM〜十祭というもので、鑑賞会は約9時間にも及んだ。今思い返してもシャブ漬けにも程がある…。

 

まともにエイトのコンサート映像を観たのは初めてだったけど、これが衝撃の連続だった。

えっ!一曲目からバンドスタイルでブリュレとかエモすぎない??バンドの関ジャニ∞エモくてエロすぎない??ってかEDMまでこんなにカッコ良く歌って踊っちゃうの????

とかなんとか言ってたらふんどしってえええええええ!?!?!?

噂には聞いてたけど、ビースト!!はマジに衝撃だった…。モニターに流れてるMVの眼鏡にスーツ姿でアクションキメてる丸山くんに「マルちゃん一刻も早くキック・アスみたいな映画出て…♡」とめろってたら顔とカラダがイイ男達がふんどし姿になってた…ありがとうイイ尻…Sexy thank you…。

 

普段から観ている推しGのKAT-TUNSexy Zoneがジャニーズの中でも比較的二次元感が強いこともあって、エイトの生身のイイ男感もかなりのカルチャーショックだった。

「えっ…ギター弾いてる錦戸くんエモい…そしてエロい…」「モシャ髪でベース弾いてる丸山くんクッソエロいな…結婚しましょう…」

これが課金しないと観られないというカッコいい関ジャニ∞なのか…。エイトの溢れ出る男の色気にこのままでは窒息死してしまうと半ば薄目で眺めていたその時、ニコニコと楽しそうにドラムを叩く美青年が私の目に飛び込んできた。

 

 

「あれ…大倉くんめっちゃ可愛い……。」

 

そう、関ジャニ∞の最年少大倉忠義さんだ。コンサートでの大倉くんはお顔が美しいのはもちろんのこと、とにかくキラキラしててただただ可愛かった。というかこの日はずっと大倉くん可愛いと言い続けてた気がする。

「丸山くんのギャグにすぐにゲラる大倉くん可愛いかよ…二の腕むちむちで可愛いかよ…8UPPERSで赤ちゃんのエイトくんをあやす大倉くん聖母じゃん…*2はぁ…大倉くんのこと好きなだけ甘やかしたい…TBSの火10ドラマ枠辺りでヒモ役やってくれ頼む…」

 

極め付けがこの日のイイ男鑑賞会最後に観た十祭での大倉くんの挨拶だった。

デビュー10周年の感謝、3.11の東北の震災の時にテレビに助けられ、テレビの力の凄さを実感したこと。その後に関ジャニ∞としてメインパーソナリティを務めた24時間テレビの話や、日本中を「関ジャニ∞力」で笑顔にできるという夢が続く限り走り続けたいという想い。

個人的には今年Sexy Zone24時間テレビのメインパーソナリティーを務めたこともあってより考えさせられるものだったし、何より大倉くんの自分達を見てひとりでも笑顔になってくれる人がいる限りステージに立ち続けたい、それが使命だという想いに感銘を受けた。もしアイドルの教科書があったら、この大倉くんの名スピーチを載せたいと思うくらい完璧なものだった。

 

翌日もエイトと大倉くんへの熱は冷めず、手元にコンサート映像系の円盤もなかったため、録画してたすばるくんラストのMステや関ジャムを観た。4月の会見ではあんなに不貞腐れてた*3のに、最後は最高の笑顔ですばるくんを送り出していた大倉くん、立派だったな…。そういえば、これで担当カラーが緑の男を好きになるの、これで4人目じゃん…。*4

 

その頃、Jwebでくらすますの短期連載が始まった。4年ぶりに帰ってきたという今年のくらすますは大倉くんが演出を手掛けた関西ジャニーズJr.の梅芸公演に出演する関ジュちゃん達の紹介と写真が鬼更新されていた。この時はまだFCに入っておらず、大倉くんと関ジュちゃん達の写真を心の目で見ようとしてもさすがに限界があり、私は意を決して関ジャニ∞公式FCにPay-easyをした。

イイ男鑑賞会から1週間足らずの出来事だった。我ながらこの転げようチョロすぎワロタ…。課金後の画像付きのくらすますは聖母であり関ジュちゃん達の公式お父ちゃん大倉くんとショタランド(ちびジュ)の天国だった…。関ジュちゃん達への慈愛に満ちた言葉を始め、時に彼氏からのLINEみたいだったり、考えさせられる内容だったりをこまめに更新してくれた最高の2018年のくらすます、またいつか帰ってきてくれることを楽しみにしてます。

 

Pay-easy後しばらくして、すっかりエイトヤクザと化したOさんがエイト関連の映像作品をいくつか貸してくれた。その中に入っていた関ジャ二ズムコンが、金髪で10億点のビジュアルの大倉くん、まるで歌って踊るルーブル美術館な横山くんと大倉くんのユニ曲「アダムとイヴ」、大倉くん伝説のソロ曲「Butterfly I Loved」、さらにはMCまで大きな末っ子大倉くんが全開というあまりにも大倉くん得な内容だった。これをここぞというタイミングで貸してくれたOさんのヤクザとしての本気が怖くなった(感謝)。

 

大倉くんを好きになって、「大倉くんみたいな犬ではなく、大倉くんを飼いたい」という感情が生まれた。こんな感情はアイドルにも、もっと言えば男性にも抱いたことがない生まれて初めてのもので、自分自身に戸惑った。

大倉くんの好きなところもたくさん見つけた。まずはあの綺麗なお顔、スッとした鼻筋、長い手足、真っ白でムチムチの二の腕、大きめのお尻、丸山くんのギャグにすぐ大笑いするゲラなところと笑い声、低音の歌声、パワフルかつ美しいドラム、しなやかなダンス、パフォーマンス中のサングラスの外し方がアイドルとして天才なところ、グループでは末っ子だけど実際は長男でお兄ちゃん気質なところ、関ジュのちびジュちゃんに向けるお父さんな顔、緩さと毒っぽさが良き塩梅のユーモアセンス*5、ラジオでのトークや文章で垣間見れるクレバーさ、食へのこだわりと美学が時にクレイジーなところ、俯瞰的な視点でグループをもっと良くするにはどうしたらいいかを考えられるところ、想いを言葉で伝えることが上手なところ、他にも数え切れないくらいだ。

それまで日常生活やオタク事で些細なことで苛立つことが多かったけど、エイトと大倉くんを好きになってからはそんなことが少なくなって心が穏やかになれている気がする。誰かを好きになるって、こんなにも心が満たされるんだなあ。オタク3日目みたいな新規だけどたくさんの幸せを貰ってて感謝しかない。大倉くんがよく食べてよく眠れて、たくさん笑って毎日を平和に過ごせる優しい世界になりますように。

 

エイトでの"推したい"人が大倉くんだとして、それとは別に"しんどい枠"ができた。それが錦戸亮さんだ。

まず、これは伝わる人がだいぶ限られそうな話だけど、錦戸の亮ちゃんめちゃくちゃロキノン厨上がりのオタクの性癖にストライクなカラダしてません!?!?細身でデコルテラインが美しいというロックTシャツとジーンズが最も似合うスタイル…もし亮ちゃんがアイドルでなくバンドマンだったら、ロキノン厨だった頃の私は完全に人生を狂わされてた…亮ちゃんがアイドルで本当に良かった…。

って話はまあこれくらいにして、そもそも私はすばるくんラストの関ジャムで見せたあの涙がずっと忘れられなかった。今みたいにエイトを好きになってから知った亮ちゃんの甘えただけどどこか強がりなところや、これからの関ジャニ∞を自分が引っ張っていくという強い決心に私の心のやらかい場所は締め付けられていた。そんな亮ちゃんに強く惹かれてはいるものの、このまま好きになっていくのが悔しいと思っていた頃、またまたOさんがエイトで元気が出るCDの特典映像ロケに行った時に、ウニといくらが食べられなくてひとりだけシャケフレークがトッピングされたお子様海鮮丼を食べていたという亮ちゃんエピを教えてくれてやられてしまった。何それ…"かわいいかよ"が過ぎるでしょ…。錦戸の亮ちゃんの"かわいい"に完全降伏するしかなかった…。

楽曲制作映像で見せる仕事人な顔もエイトに課金する側のオタクになるまでは知らなかったなあ。職業作家的に色んなタイプの曲が作れる安田くんといい、関ジャニ∞って音楽の才能が集まりすぎてる…!

あとこれだけはどうしても言いたい。

ほほえみデート凄、激ヤバだな!?!?*6

初めて「壁になりたい」という気持ちがわかった…まるりょが尊すぎてたまたま一緒に観てた我が母が号泣してた…。

 

課金してから知ることができた関ジャニ∞の魅力、それは "肯定力" だ。

ほほえみデートでもそうなんだけど、基本お互いを褒め合う心を忘れないという精神がしっかりと根付いていて、みんな本当に仲がいい愛に溢れているエイト兄さん達。今の時代を生き抜く為にはどうすればいいかを考えられる強かさもあり、それでいてすごく人間みに溢れた愛すべき人達だった。グループとしてのカラーは全然違うけど、この魅力はどこか我が軍のせくしー達にも通ずるような気がして、そりゃ好きにならないわけがなかった。

 

関ジャニ∞のこれまでを知るということは、同時に渋谷すばるという人を好きになることでもあった。圧倒的な歌唱力と個性がありながら、どんなタイプの楽曲にも寄り添えることができる歌力の持ち主で、その繊細さも相まって目が離せないオーラ、なおかつ笑いのセンスまでピカイチでメンバーを始めとしてたくさんの人に深く愛されたすばるくん。

そんなすばるくんを私も愛してしまった為、時間差で「やだやだ…すばるくん行かないで…」とすばロスになり、例えていうと早見あかりちゃん脱退後にももクロのファンになったZ新規のモノノフみたいなエイトのオタクになった。*7

どこまでも不器用に生きるすばるくんが見せたあのまっすぐな目、絶対に忘れないしソロシンガーとしての渋谷すばるも応援するからね…。

 

関ジャニ∞をもっと前から好きになっていたらと思うこともある。でも、今このタイミングで好きになれたことは何か意味があるのかもしれない。

だから私はこれからの関ジャニ∞が作っていく未来とその景色を見るのが楽しみだ。

デビュー15周年はどんな景色が見れるのだろう。"始まるんじゃない 始めるんだぜ"と歌う彼らをこれからも愛していきたい。

 

長々とした長文にお付き合い頂きありがとうございました!

 

*1:聡マリのアンセム「Sweety girl」より

*2:8UPPERSは「関ジャニ∞のあんたの性癖叶えたろか」ムービー

*3:ただあの日の大倉くんのすばるくんへの言葉は厳しくも愛しかないものだったし、特にファンの目線に立って発言していたのも大倉くんだったと思う

*4:これまで相葉雅紀松島聡二階堂高嗣大倉忠義と緑担当のメンバーを推しがち

*5:男版小嶋陽菜的なセンスがあるなとも思ってる

*6:これもOさんが貸してくれた

*7:その昔、Zが付く前の無印時代からのモノノフだったりもした