覗いてみよう指望遠鏡

謎のラブミサイルブーンされたオタクの日常

田口くんのこと

2015年11月24日、ベストアーティスト2015の番組内でKAT-TUN田口淳之介君が来春にグループ脱退、そして事務所を退所することが本人の口から発表されました。

私はその一報を仕事帰りの電車の中でTwitterのTLで知りました。あまりの出来事に心臓が止まるような思いでした。それは2年前、田中君の脱退が発表された時とまったく一緒だった。

今の気持ちを正直に言えば、とにかく悔しい。そして悲しい。

これまで色々なことがあったグループだったけど、私はこの4人の形が大好きだったし、4人になってからよりKAT-TUNというグループを愛するようになった。
4人が作り出すコンサート、楽曲、パフォーマンス、どれも大好きだったし、彼らの提示するものを信頼し誇りに思ってました。この4人とこれからもたくさん思い出作るんだって未来に希望を持ってました。

そうなれたのは、田口君の存在が大きいんです。
シンメであった田中君のパートを背負うかのように引き継ぎ、4人になってからまるで覚醒したかのようにパフォーマンスにさらに磨きがかかり、ドーム級の会場でも圧倒的な存在感を見せつけていました。
長い手足を活かした躍動感溢れる美しいダンス、力強く時に透明感のあるどこまで伸びる声、とびきりの笑顔で丁寧にファンサしてる姿、天性のアイドルでした。

実を言うと、驚いたと同時に「あぁやっぱり…」と腑に落ちるとこもあったんです。
5月の東京ドームでの9uaterコンの2日目の本編最後、田口君が涙ながらに挨拶してて。泣いてるならまだしも、いつもの田口君とは少し様子が違う。アンコールでもどこか心ここにあらずで、Wアンコールで出てきた中丸君の挨拶も変にかしこまったものでした。
その様子に異変を感じたのか、その後かつん担界隈もざわざわしてたんですよね。一緒に観てた中丸担の子も「何これ…」って言ってたな。

「今まで色々あったグループだから、ファンも敏感になってるだけだよ」って慰めつつ、とはいえ私自身もその後の田口君を見る目が少し腫れ物を触るようなものになってたのは否めません。
なので最悪なケースとして今回のようなことも予想はしてて。だけど今度こそ食い止めてくれと心のどこかで願ってました。
9uaterコン以来、ツアーもなく新曲も出ず大阪のカウントダウンコンサートも今年はKAT-TUNではありませんでした。でも少プレやタメ旅等で4人を見てるといつものキャッキャと楽しそうな愛すべき4人だったし、田口くんもいつものニコニコしたムードメーカーで大丈夫だ、10周年楽しみだなと安心できてたんですよね。

9uaterコンDVDの特典映像のマルチアングルの田口君のRAYのパフォーマンス観ると、本当息を飲んでしまうくらいの殺鬼迫る気迫に満ちてて。今思えばそこに今までの全てを賭けてたのかな。

ベストアーティストでの発表、改めて映像で観たら田口君はもう腹を括ってるようなすでに別の景色を見据えているようで、それとは反対に亀梨君、上田君、中丸君は悔しそうな悲しい表情
を浮かべてました。
コメントを求められた亀梨君の手は震えてて今にも崩れてしまいそうだった。上田君の鋭い目は悔しさに満ちたような目だった。あんなに踊れてない中丸君初めて見たよってくらい動揺が痛いほど伝わった。
公式に事務所から発表された本人達からのメッセージも悔しさとまだ納得できてない様子が滲み出てました。

自担である亀梨君に限って言えば、いつだって私にとってのヒーローである彼がまたも矢面に立たされ悲しい顔をさせてしまったことがつらい。大好きな人の悲しむ姿はもう見たくないし、何故こんなにも背負わされる運命なのかと、その荷物をただただ軽くしてあげたい。そんな気持ちでいっぱいです。

こんな悲しいことないよ。いつもみたいにウソウソカワウソ〜!なんて言って嘘だって言ってよ。何でKAT-TUNを選んでくれなかったの。全然理解できないし許せないけど、田口君のこと嫌いになんてなれない。それが何より悔しい。

女性アイドルには卒業というシステムがあり*1、それはもちろんつらいことですが、夢に向かって旅立っていく彼女達のことを全力で明るく送ってやれることができるし、その後の彼女達のことも応援できる。
でも、ことSMAP以降のジャニーズには「永遠」や「安定」を求めてしまうんですよね。
最悪どんな女がいてもいい、結婚してもいい、犯罪さえ起こさなければそれでいいし、怪我してしまったなら休養期間もいつだって待つ。ただ、そこから去るのだけはやめてくれと…。
これはファンのエゴでしかないのは分かってます。しかし、ファンにとって一番つらいのは大好きな人がいなくなってしまうこと。そしてそれまで好きだったものが形を変えてしまうこと。

田口君が実人生の幸せを選び決めたことなら、それは田口君の人生でこっちは何も言うことができません。ただ、最初からKAT-TUNが大好きだと言ってくれた田口君の人生にKAT-TUNはいられなかった、もしくはいることが出来なかったと思うとやりきれない気持ちでいっぱいです。

春には3人になるKAT-TUN、今あるレギュラー番組はどうなるのだろうとかちゃんと活動させてもらえるのかとか、不安でいっぱいです。マイナスからのスタートになるかもしれません。
ですが、彼らのことを「可哀想」と思いたくないし、安易に悲劇のヒーローとして語られて欲しくもないです。
いつだって這い上がってきた、それが私の愛するKAT-TUNです。
だから彼らを応援することは辞めません。
そして、今の3人にはどうか自分を責めないでと言いたい。

春までは田口君はKAT-TUNなんですよね。許せないよ、信じられないよ、でも大好きだよ。
決めたことなら、最後の日まで悔いのないようKAT-TUNとして全うしてください。今までありがとう。

まだまだ書き足りないけど、今の気持ち一気に吐き出せ少しスッキリできました。
まとまらない文章になりましたが、長文おつきあい頂きありがとうございました。

*1:もちろんそのシステムがないグループもあり、現にPerfumeは結成15周年だしももクロから早見あかりちゃんが抜けた時も卒業でなく脱退という表現だった